|
先人の知恵が詰まった、柿渋染。
柿渋染は、その防水効果から和紙に染めて番傘や合羽に使われたり、木の塗装に使われてきました。また、布を強くする事から酒袋や漁網の染めに今も使われています。紫外線を防いだり消臭効果に優れている事から、作務衣などの染めにも使われました。まさに柿渋染は先人の知恵の宝庫なのです。
太陽と作る、柿渋色。
太陽の光に何日も繰り返し曝す事で、どんどん色の深みを増して出来上がる柿渋色・・・。その色に完成はありません。今がいつも最高の色。それが柿渋色なのです。工房夢細工では、五年間じっくりと寝かせた柿渋の液で何回も染め重ねた布を古来よりの手法に忠実に、時間をかけて発色させています。
夢細工で生まれた、新しい柿渋染の色。
太陽の光に曝されて発色する柿渋色と太陽の光で色褪せる草木染の色。一つの布にこの相反する色を染める事は今までできませんでした。伝承の匠の技に、工房夢細工ならではの技を加えることで、化学染料を一切加えない柿渋染と草木染の融合による、新しい柿渋染の色が誕生しました。
|
|
 |
これほど気候に左右される染めは他には知りません。夏の太陽と冬の太陽で色が違うのは勿論ですが、風の具合、湿気、気温全てが色と風合いに影響を与えます。今日はどんな柿渋の色に出会えるのだろうか・・・。ドキドキと胸が高鳴るのは私だけなのでしょうか?今日の出会いは二度とない。そう思うからこそ、こんなにも一つ一つの色が愛おしく、大切に感じられるのです。「一期一会」柿渋色はいつも私にその事を教えてくれます。
|
|
|

|